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生ける伝説ミゲル・カブレラ 2年連続の三冠王は可能か?

 昨季、メジャーリーグで45年ぶりとなる3冠王を達成したスラッガーが、また1つ伝説を作ろうとしている。タイガースのミゲル・カブレラが、今年も三冠王を狙える位置につけているのだ。2年連続となれば史上初。新たな歴史が生まれようとしている。

ドジャースタジアム

今季も3冠王を狙える位置につけるカブレラ

 昨季、メジャーリーグで45年ぶりとなる3冠王を達成したスラッガーが、また1つ伝説を作ろうとしている。タイガースのミゲル・カブレラが、今年も三冠王を狙える位置につけているのだ。2年連続となれば史上初。新たな歴史が生まれようとしている。

 柔らかなバッティングで、いとも簡単に投手を攻略していく男は、メジャー最強打者の名を欲しいままにしている。試合前に行われる打撃練習は、まさに芸術作品。力感のない打撃フォームで、柵越えを連発する。飛距離ではチームメートのプリンス・フィルダーが上だが、確実性という意味では、間違いなくカブレラの方が高い。対戦相手の担当記者が、自分のチームの練習が終わってからもグラウンドに残り、カブレラの打撃に熱視線を送ることもあるほど、その内容は魅力的だ。

 日本人投手も何度も痛い目に遭ってきた。5月15日のレンジャーズ戦では、ダルビッシュが今季初対決。3回に内角低めへのツーシームを、痛烈なライナーで左翼線に運ばれた。その瞬間、ダルビッシュは驚愕の表情で打球の行方を追い、確認するとニヤリと笑った。「本当にどこにボールが行ったか分からないくらいのすさまじい打球だったので、ビックリしたというか…。あのコースをあれだけ完ぺきにとらえるのは彼しかいないと思いました」。今季、メジャーの猛者たちをきりきり舞いさせている右腕が脱帽していた。

 さらに、インディアンスとのマイナー契約を解除してメッツに入団し、8月23日のタイガース戦で今季メジャー初登板を果たした松坂大輔は、2回に左翼への強烈な2ランを食らった。これも、内角への直球をいとも簡単に左翼席中段まで運ばれ「ああいうバッターたちと対戦して、打たれて、やっぱりメジャーだなって思いましたし、自分が立ちたかったのはこの場所だと思いました」とすがすがしい表情で話している。カブレラに打たれれば本望といったところなのだろう。

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