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【特集・イチロー4000本安打の価値】第3回 デレク・ジーター編

自分自身が現役メジャー最高の安打数を誇るからこそ、4000本安打の価値が分かる。敵として、チームメートとして、ヤンキースの主将であるデレク・ジーターはイチローが安打を重ねる姿を見守り続けてきた。

ヤンキース

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「日米通算」に興味を持たないヤンキースの主将

 自分自身が現役メジャー最高の安打数を誇るからこそ、4000本安打の価値が分かる。敵として、チームメートとして、ヤンキースの主将であるデレク・ジーターはイチローが安打を重ねる姿を見守り続けてきた。負傷からの復帰に向けてリハビリに入っていたため、4000本目を放った瞬間には居合わせなかったが、これまでの過程にこそ意味があると感じている。米国で議論となっている「日米通算」というくくりにも興味はない。

「凄い数のヒットだ。本当に凄い数だよ。彼は何歳からプロのキャリアを始めたんだっけ? 私は、そのヒットをどこで打とうが気にしないよ。彼はずっと安定して結果を出し続けている。きっと、日本にいる誰よりも、メジャーにいる誰よりも、あるいは、その両方を合わせた誰よりも安定している。本当に凄い数だ」

 イチローを初めて生で見たのは2001年4月24日だった。ヤンキー・スタジアムでのマリナーズ戦。ルーキーのイチローは開幕から19試合ですでに30本のヒットを放ち、打率3割6分1厘と実力を見せつけていた。初回の第1打席。投手は剛腕クレメンス。ショートへと転がったゴロをジーターがさばいた。

 実は、この時のことをジーターは今でも鮮明に覚えている。初コンタクトはそれだけ衝撃的だった。

「2001年。確かニューヨークだったと思う。ゴロが僕の方に飛んできたんだ。捕球してから見たら、もう一塁まで届きかけていた。あんなに速いとは思わなかった。テレビで観ていても分からなかったよ。実際に見て、ずっと速いなと思ったんだ」

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