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【イチロー4000本安打の価値】イチローの言霊(中編)

日米通算4000安打を達成した夜、イチローは上機嫌だった。日本の報道陣のために、約45分間もの記者会見を行ったのだ。次々と紡ぎ出される言葉の中には、野球にとどまらず、人生そのものにおいてもヒントとなるような“メッセージ”が含まれていた。その言葉から見える、天才打者の哲学とは? そして、我々が学ぶべきものとは?

ヤンキース

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上から色んな角度から見たときにきれいに見えれば、きっと僕はヤンキースの一員

――「イチメーター」でおなじみのエイミーさんがシアトルから駆け付け、観戦している前で見せられたことについては?

「あれはあれで、なかなかのプレッシャーですけどね(笑)。明日帰られたら、つらいですけどね(笑)。明日も来て欲しいですね。明日ラインナップにいるかどうか、わからないですけれど。ただ、ああいう思いというのは嬉しいですよね。あの存在感ってすごいと思いますよ。あのエリアでニューヨークのファンの人たちと一体化していましたからね。自分がリードして、空気を作るって、あの人、とんでもない人だなと思いました」

――今日は記録について意識はしていたのか?

「意識してないことないですよ。知っていますし、そんな僕は優秀ではないですけれど、オツムの出来は。オツムって言っていいかわからないですれど(笑)」

――今日を迎えるにあたっての気持ちはどういうものだった?

「まずは最近の一日は、球場に来てからはラインアップがどうなっているのか、自分が7番くらいにいることが多かった時期があって、ラインアップカードを下から見る癖がついているんですね。下にないと、今日はないのかって思って。上の方をみると、2番に入っていたり、時々、1番にいたりということがある。今日もそうで、ラインアップカードを見るまでは先発としてゲームに出られるかどうか、分からない。そこからなので、もちろん出発前に家で出来ることをやってここ(ヤンキースタジアム)に来るんですけど、なかなか安定した気持ちの中でここにくることは出来ない。今日もそうでした。ラインナップカードに自分の名前があったときに、そこでスイッチが入るというより、入れる行為ですかね、自分の中で。なかなか難しい時間を過ごしています。今日もそうでした」

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