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日本シリーズ第2戦 我慢比べになれば菅野に勝機あり

実力伯仲だった第1戦は、見応えのある投手戦が展開された。敗れたとはいえ、2ケタ奪三振(10個)を奪うなど、8回4安打2失点と好投した楽天ルーキー・則本昂大(22)の気迫は鬼気迫るものがあった。

楽天 スタジアム

万全の状態で臨む田中将大

 実力伯仲だった第1戦は、見応えのある投手戦が展開された。敗れたとはいえ、2ケタ奪三振(10個)を奪うなど、8回4安打2失点と好投した楽天ルーキー・則本昂大(22)の気迫は鬼気迫るものがあった。巨人のエース、内海哲也(31)から強力中継ぎ3人衆・マシソン、山口哲也、西村健太朗の無失点リレーの前に屈したが、勝敗はどちらに転んでもおかしくなかった。

 初戦を落とした楽天は満を持して、エース・田中将大(24)を送る。第2戦での登板は、田中自身が中5日を空けて投げることがベストの間隔だと首脳陣に相談したことで決まった。万全の状態で巨人打線に挑む。

 対する菅野智之(24)も、広島とのクライマックス・シリーズでプロ初完封をするなど好調。完封劇を成し遂げた試合は、マー君と同い年のエース・前田健太との投げ合いだったが、相手より先にマウンドを降りないようにと自分に言い聞かせて投げたという。好投することで、相手にもプレッシャーを与えることができ、最高の結果を生み出した。

 日本シリーズ初戦は、内海と則本が素晴らしい投球をしたとはいえ、ともに打線は元気がなかった。第2戦も投手戦になることは間違いない。つまり、菅野と田中の我慢比べが勝負を分けるだろう。

 シーズン中の田中は序盤にリードを許しても、我慢し、粘り強く投げたことで味方打線が逆転してくれた。それが24勝という前人未到の成績にもつながっている。今回、菅野に求められることも、同様に、ピッチングで相手を追い詰めることだ。田中の力を考えれば、味方打線の援護はそう多くは受けられないだろう。いかに粘りの投球ができるか。第2戦は投手対打者だけでなく、投手対投手の我慢比べにも注目だ。

hikaku

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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