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新生侍ジャパン 初勝利を切り開いた浅村栄斗の初球打ち

4年後の2017年ワールド・ベースボール・クラシックを見据えた新生・日本代表が11月8日、敵地で行われた台湾代表との親善試合に4-2で勝利した。

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「追い込まれる前に打つ」浅村の真骨頂

 4年後の2017年ワールド・ベースボール・クラシックを見据えた新生・日本代表が11月8日、敵地で行われた台湾代表との親善試合に4-2で勝利した。初回に1点を失ったが、5回に浅村栄斗(西武、22)と秋山翔吾(西武、25)のライオンズコンビの連続ツーベースで同点に追いついた。そこから打線が目覚め、台湾投手陣から4点を奪っている。

 小久保裕紀新監督(42)率いる侍ジャパンの初陣ということもあり、序盤から打線に硬さが目立った。しかし、一人だけシーズン中と変わらぬ打撃姿勢を見せていたのが浅村だ。ジャパンの5番に座り、初球から積極的なスイングで打ちにいった。

 2回表の第1打席は初球をスイングしてライトフライに倒れたが、5回の第2打席の初球では低めのボールをしっかりととらえ、二塁打を記録。続く秋山の二塁打で1点目のホームを踏んだ。初めてのチームでの試合、しかも代表戦にも関わらず、得意とする積極的な姿勢を失わなかった。浅村の普段通りのスタイルがチームを活気づかせ、ほかの打者も徐々に本来の姿を取り戻した。

 浅村の打撃スタイルは、大阪桐蔭時代から変わらない。打てる球は初球から打ちにいく。夏の甲子園ではプレーボールのサイレンが鳴りやむ前にヒットを打つこともよく見られた。西武に入団してもその姿勢を維持。

 今季の初球打ちの打率は3割4厘、1ボールからは4割6分、2ボールからは3割8分5厘、3ボールからは6割。ファーストストライクの打率は3割6分3厘と好記録を残しており、あくまで好球必打だ。追い込まれる前に打つ姿勢こそ、浅村の真骨頂。この強心臓の打撃スタイルは新生ジャパンにとっても大きな武器となりそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

日本通運は侍ジャパンを応援しています。

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