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マー君のメジャー挑戦に米メディアも悲観的に!?

楽天・田中将大投手(25)の今オフのメジャー挑戦について、米国内では悲観的な見方が広がってきた。米紙ニューヨーク・ポストは、日本の報道を受けた上で「ヤンキースの最優先事項である田中は、日本のチームに出してもらえないだろう」とする記事を掲載した。

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田中獲得はヤンキースの最優先事項だが…

 楽天・田中将大投手(25)の今オフのメジャー挑戦について、米国内では悲観的な見方が広がってきた。米紙ニューヨーク・ポストは、日本の報道を受けた上で「ヤンキースの最優先事項である田中は、日本のチームに出してもらえないだろう」とする記事を掲載。楽天がポスティング・システム(入札制度)の入札を認めないとしている。

 同紙は「ヤンキースの投手陣をグレードアップするための鍵は、ニューヨークから遙か6560マイル(約1万561キロ)離れた場所にある」としており、その状況は厳しそうだと見ている。田中本人が米国に来ることを望んでいるにもかかわらず、楽天がそれを認めないというのだ。田中の保有権は2015年オフにFAになるまで楽天にあり、残留させるために、現在の4億円の年俸を2~3倍にする見込みだとしている。

 24勝無敗、防御率1・27という強烈な成績を残した田中の獲得には現在、ヤンキースとレンジャーズが熱心だとされている。ただ、新たなポスティングシステムの締結が遅れ、最終的には入札の上限額が田中の価値よりも遙かに低いとされる2000万ドル(約20億円)に設定された。これがネックになるのは間違いない。

 田中は17日にメジャー挑戦の意思を表明したが「その願いは明らかに認められない」と同紙。となると、ヤンキースは先発ローテーションの構想を練り直さなければいけない。現時点で固まっているのはCC・サバシア、黒田博樹、イバン・ノバの3人だけで、デビッド・フェルプス、マイケル・ピネダをバックアップとして考えているくらいだ。

 市場にはアービン・サンタナ、ウバルド・ヒメネス、ブロンソン・アローヨ、マット・ガーザらが残っているが、ヤンキースは田中が最も力のある先発投手だと考えているという。

 楽天としても、田中を安売りすることは出来ない。ポスティングは球団の権利だけに、残留は現実的な選択だと言えるだろう。どんな結末になるか、ヤンキースもやきもきしていることだけは間違いない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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