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マー君の新人王は確実? バレンタイン氏が予想

メジャー挑戦が決まった楽天の田中将大投手(25)が、早くも来季の新人王候補に挙げられた。かつてプロ野球ロッテで監督を務めたボビー・バレンタイン氏が、米紙ニューヨーク・ポストの取材に答えている。

レッドソックス

「もし私が彼だったらナ・リーグで投げるだろう」

 メジャー挑戦が決まった楽天の田中将大投手(25)が、早くも来季の新人王候補に挙げられた。かつてプロ野球ロッテで監督を務めたボビー・バレンタイン氏が、米紙ニューヨーク・ポストの取材に答えている。田中は今季、ナ・リーグの新人王に輝いたマーリンズのホセ・フェルナンデスのようになれるという内容だ。

 バレンタイン氏は「田中はホセ・フェルナンデスのようだ」と話す。「彼はフェルナンデスと同じような球種、競争力を持っていると私は思う。彼は(実力を)闘いの場で証明済みだし、好きにならない理由はない。誰からも称賛されるだろう」。成功は間違いないといった口調だ。

 24勝0敗、防御率1.27という驚異的な成績を残した田中は、楽天からポスティングシステム(入札制度)を利用してのメジャー挑戦を容認された。同紙は、ヤンキース、ドジャース、カブス、ダイヤモンドバックス、レッドソックス、レンジャーズを移籍先の候補に挙げ、田中が少なくても総額1億ドル(約104億円)の大型契約を結ぶと予想している。

 2009年までロッテを指揮していたバレンタイン氏は、田中が楽天に入団した2007年から3年間に渡って投球を直に見てきた。「彼のスプリットは世界最高だ」と賛辞を惜しまない。さらに、「彼は攻撃的で競争力がある。19歳の時にはすでに1軍で投げ、これまでのWBCにも出場してきた。年上の選手たちに囲まれてきて、その中でも自分を持ち続けていた」と、精神力の強さも認める。

 バレンタイン氏は、田中にとっては野球自体よりも社会への適応が、アメリカに来る上でより必要になると言う。ただ、1つだけ野球をやる上での違いがあるという。「日本のマウンドは柔らかいので、渡米してくる投手にとっては調整が必要だ。それは大きな調整になる」。松坂らが苦しんだ米国の硬いマウンドが、田中にとっても最大の敵となるかもしれない。

 さて、田中は来季、どのチームでプレーするのか。

「もし私が彼だったら、ナ・リーグで投げるだろう。(気候が安定した)西海岸で、天候に左右されない場所で投げるだろうね」。

 新人王に移籍先。バレンタイン氏のこれらの予想は当たるのだろうか。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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