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2014年に飛躍を期待したいプレーヤー ロッテ・加藤翔平外野手はパを代表する野手になれるか

強肩、俊足、強打。オリックスの糸井嘉男のようなプレーヤーになれるのではないか。そう期待してしまうのが、来季2年目を迎えるロッテ・加藤翔平外野手だ。

ロッテ

激しい競争を勝ち抜きレギュラーとなれるか

 強肩、俊足、強打。オリックスの糸井嘉男のようなプレーヤーになれるのではないか。そう期待してしまうのが、来季2年目を迎えるロッテ・加藤翔平外野手だ。

 春日部東高校から上武大学を経て、2012年のドラフト4位でロッテに入団。今年の3月で23歳になる若手野手である。彼の名前が話題に上がったのは昨年5月12日の本拠地での楽天戦。プロ初打席の初球をなんと本塁打したのだ。

 新人によるプロ初球本塁打は63年ぶりの快挙だった。ブレークの登竜門とされるフレッシュオールスターでもツーランを放つなど3安打2打点の活躍で最優秀選手賞を獲得。さらに、西武とのクライマックスシリーズの第1S(西武ドーム)ではCS初打席の8回に3ラン。シーズン公式戦とポストシーズンの両方で初打席初本塁打は日本プロ野球史上初めてのことだった。とにかくスケールの大きいことをやってのける選手である。

 両親もスポーツマンで父親はやり投げの選手で全国トップクラスだった。母親も陸上の選手で全国大会に出場した経歴を持っているという。生まれたときからアスリートの血が流れ、常にトップレベルへの高い意識をもって育ってきたから、身体能力が高い体を手にすることができたのだろう。

 イースタンでは昨季、打率2位の3割3分5厘、8本塁打、38打点。リーグトップの26盗塁と申し分ない成績を残した。秋季キャンプでは、フリー打撃をしている姿が伊東監督の目に留まった。スイッチヒッターであることから「タイプ的には1番打者」とリードオフマンに置く構想を明かし、本人も「レギュラーを取れるように頑張りたい」と意気込んでいる。

 ただ、壁は高い。ロッテは12球団屈指の守備力を誇る岡田幸文や、WBC日本代表の角中勝也をはじめとした外野陣がそろい、レギュラー争いは熾烈を極める。また好打者もそろっており、1番打者の座も簡単ではない。若武者がどんなふうにその難関に挑んでいくかは楽しみである。競争はチームを強くする。その熾烈な争いの先に、パワーアップしたチーム力、一回り大きくなった加藤の姿があるだろう。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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