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2014年に飛躍を期待したいプレーヤー 高い奪三振率を誇る西武・高橋朋己投手

ライオンズが2位の成績でシーズンを終えたのは、高橋朋己投手(25)の終盤の活躍があったからと言っても過言ではない。どの球団もほしい三振が奪える中継ぎ投手が、西武に誕生した。

西武ライオンズ

シーズン終盤に活躍しチームを支えた高橋

 ライオンズが2位の成績でシーズンを終えたのは、高橋朋己投手(25)の終盤の活躍があったからと言っても過言ではない。どの球団もほしい三振が奪える中継ぎ投手が、西武に誕生した。一昨年のドラフト4位で西濃運輸から入団。プロ1年目の昨季、マウンドに立った24試合はすべてリリーフで登板した。

 9月15日のロッテ戦以降は13試合連続無失点でシーズンを終えた。最終戦となった10月8日のロッテ戦ではプロ初勝利もマーク。終盤の連勝になくてはならない存在だった。今年はサファテの抜けたクローザーを任される可能性がある。

 高橋の最大の武器は、打者からリリースの瞬間が見えづらいフォームから、140キロ台中盤から後半の直球を投げ込めることだ。昨季の防御率3.38は決して褒められた数字ではないものの、18回と2/3を投げて、奪三振はなんと28個。1試合に換算すると13.5個も奪ったことになる。取ったアウトは計56個。つまり半分が三振なのだ。

 本人も「真っ直ぐで三振を取れるのは自信になりました」と直球に手応えをつかんだ様子。右打者も左打者も苦にしないところからも、ストッパーの適性があると言えるだろう。

 ドラフト4位というところが西武のスカウティング能力の高さを証明している。シーズン当初は左肩の負傷で出遅れた。新人ということもあり、焦る気持ちもあっただろう。それでも、強い忍耐力で活躍する日が訪れることを信じ、ケアと練習を続け、終盤の活躍を引き寄せた。2年目を迎えるにあたり、相手が研究してくるところをどう乗り越えてくかが課題である。かつてヤクルトの守護神を務めた石井弘寿を彷彿させるような豪快な投球を期待し、成長を見届けたい。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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