後を絶たない珍事 新外国人選手が来日時に起こりやすいハプニングとは

11年前にはとんでもない出来事も

 プロ野球のキャンプを目前にして、各球団とも新外国人の来日ラッシュとなっている。27日に成田空港に到着したロッテの新外国人選手のチャッド・ハフマン外野手(28)と西武のランディ・ウィリアムス投手(38)が、飛行機の席が隣同士になる珍事もあり、話題に上がっている。

 新外国人選手が初めて日本にやってくる時、よく起こることがある。例えば、迎えに出向いた球団職員が選手の顔を知らないケースでは、時に助っ人を見つけられないなんてこともある。交渉にあたったスカウトや渉外担当が迎えに行けば、話は早いが、初めての対面となる場合は現地からの情報や顔写真を手掛かりにするしかない。

 顔写真ではヒゲをたくわえているのに、実際は全くなかったケースや、ドレッドヘアーだった南米系の選手が、すっきりと丸坊主姿で来たケースもある。そんな時は非常に分かりづらい。彼らは日本をリスペクトし、髪の毛やヒゲをきれいに整えてやってきているため、誰も責めることはできない。

 大きな野球道具、カバンなどを持って到着ゲートに現れるため、大抵は見過ごすことはないが、過去にはとんでもない出来事があった。今からちょうど11年前。2003年1月末のことだった。

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