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2014年に飛躍を期待したいプレーヤー 横浜DeNA・宮崎敏郎内野手

現在の球界で一大勢力となっているのが1988年生まれの選手たちだ。田中将大、前田健太を筆頭に各球団に力のある選手、中心選手がそろっている。ここで紹介する25歳の宮崎敏郎も同世代の1人。今年、1軍レベルで頭角を表してくるかもしれない。

DeNA

1軍への返り咲きに闘志を燃やす宮崎

 現在の球界で一大勢力となっているのが1988年生まれの選手たちだ。田中将大、前田健太を筆頭に各球団に力のある選手、中心選手がそろっている。ここで紹介する25歳の宮崎敏郎も同世代の1人。今年、1軍レベルで頭角を表してくるかもしれない。

 日本文理大学、セガサミーを経てドラフト6位で入団。右のパワーヒッターとして期待され、ルーキーイヤーの昨年は1軍キャンプスタートだった。しかし、左外腹斜筋肉離れで離脱。開幕1軍を逃した。今年は2軍スタートになるが、昨年経験した1軍の舞台に返り咲くために、闘志を燃やし続けていることだろう。

 勝負強さが売りのひとつ。昨年6月2日の日本ハム戦(旭川)では初先発の第1打席で初安打となるタイムリーを放った。持ち前の思い切りの良いスイングで左中間に運ぶ二塁打だった。そしてさらに、初めてのスタメンの試合でホームランを放ってしまう。中畑監督ら首脳陣も気がついた。ワンチャンスを生かしたこの若者は何かを持っているかもしれない、と。

 思えば2012年、社会人時代のセガサミー時代の都市対抗野球の日本通運戦で逆転満塁ホームランをかっ飛ばしたこともある。左足を高く上げ、豪快に振り切った。偶然にも巨人の長嶋茂雄氏が来場していて、その将来性を絶賛。そういう面では、運もある男だ。

 昨季は初安打以降も起用は続いた。途中出場や代打が多かったが、初安打から2か月、打席数が少ないながらも、打率3割をキープ。データが集まりだした終盤はプロの洗礼を浴び、打率は2割5分まで落ちたが、豪快なバッティングにファンは将来の活躍を期待した。

 三塁には中村紀洋やオリックスから加入し、30日に入団会見を行ったバルディリスら強敵がそろう。宮崎で行われる今キャンプも2軍スタート。まずはしっかりとファームで土台を作り、若い力を存分に見せてほしい。オープン戦からでも遅くはない。この男のバッティングには魅力が詰まっている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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