開幕前からヤンキースは低評価 マー君加入もプレーオフ進出は困難?

30チーム中14位と低めの評価を下されたヤンキース

 米ESPNが開幕前のメジャー全球団の成績予想を行い、7年総額1億5500万ドルのメジャー史上5位の大型契約で田中将大投手を獲得したヤンキースは30チーム中14位という低めの評価だった。

 今回の特集で予想された今季成績は84勝78敗。今オフは田中を含め大補強を展開したが、予想成績はプレーオフ進出に失敗した昨季よりも1勝減っているだけに、厳しい評価と言わざるをえない。以下が特集の内容だ。

■90勝(プレーオフ進出の予想ライン)に到達するためにどうすればいいか

 昨年の650得点を86点増やし、昨年の671失点の20点減らすこと。85勝だった去年の総得失点差はマイナス21で、勝ち星ほどのタレント力はなかったと分析。

■オフの目立った移籍

【獲得】田中将大(投手)、ジャコビー・エルズベリー(外野手)、ブライアン・マッキャン(捕手)、カルロス・ベルトラン(外野手)、ケリー・ジョンソン(内野手)、ブライアン・ロバーツ(二塁手)
【再契約】ブレンダン・ライアン(内野手)
【引退】マリアノ・リベラ(抑え投手)、アンディ・ペティット(左腕)
【移籍】 ロビンソン・カノ(二塁手)、フィル・ヒューズ(左腕)、ブーン・ローガン(右腕)
【出場停止】アレックス・ロドリゲス(三塁手)

■最も魅力的な選手

田中将大

■昨年以上のシーズンを送るには

 CC・サバシアの出来が鍵を握ると分析している。昨年、キャリアワーストの防御率4・78に終わったサバシアは凋落の始まりか、単なる1年間の不振だったのか。33歳でまだまだ肩は健在なはずとしながら、2011年シーズンと比べ、ストレートの球速が時速4・3キロ以上も落ちていること、また、被本塁打もキャリア最悪の28本だったことも指摘している。

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