ヤンキースのクラブハウスでボヤ騒ぎ!? 田中将大ら日本人選手は巻き込まれず

日本人選手は巻き込まれず

 ヤンキースが2日のブルージェイズとのオープン戦の舞台となったフロリダ州ダニーデンのクラブハウスで試合後、ボヤ騒ぎが起きたことが分かった。米CBSスポーツの電子版が報じた。

 田中将大投手のヤンキース実戦初登板に沸いた1日のフィリーズ戦から一夜明けた2日、あわや大惨事のアクシデントは起きたという。ダニーデンのフロリダ・オートエクスチェンジスタジアムで行われたブルージェイズ戦は新加入のカルロス・ベルトラン外野手のホームランなどでヤンキースが8-2で勝利を飾った。

 そのベルトランが試合後、クラブハウス内でボヤ騒ぎが起きたことを明かしたという。室内に煙が充満するなど大騒ぎになったとのことで、混乱状態は数分間続いた。ドライヤーからの出火が原因のようで、結果的に大事には至らなかったが、中には私物を抱えてクラブハウスから避難した選手もいたという。

 1日のフィリーズ戦でオープン戦の初マウンドに上がった田中だが、当初はこのブルージェイズ戦でデビューを飾る可能性もあった。だが、幸いなことに今回はマー君を含め日本人選手はビジターで行われた同試合に帯同しておらず、ボヤ騒ぎにも巻き込まれることはなかった。

 昨年のプレーオフ進出失敗の屈辱を晴らすために、田中、ベルトラン、ジャコビー・エルズベリー外野手、ブライアン・マッキャン捕手ら大型補強を敢行したヤンキースは、スプリングキャンプで順調な調整を進めているだけに、今回のようなアクシデントは避けたいところだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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