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新天地ロッテで「先発・涌井秀章」が復活の兆し

西武からロッテにFA移籍した涌井秀章投手(27)が4日行われた楽天戦(倉敷)でオープン戦に初登板。見る側にはまだ違和感が残る新しいユニホームに身を包み、新鮮な気持ちで登板して、4回3安打1失点。オリックスから移籍してきた後藤に本塁打を打たれたが、特に本人も周りも心配しておらず、安定した内容だった。

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自信に裏付けられた表情が戻ってきた

 西武からロッテにFA移籍した涌井秀章投手(27)が4日行われた楽天戦(倉敷)でオープン戦に初登板。見る側にはまだ違和感が残る新しいユニホームに身を包み、新鮮な気持ちで登板して、4回3安打1失点。オリックスから移籍してきた後藤に本塁打を打たれたが、特に本人も周りも心配しておらず、安定した内容だった。

 復活をかける涌井。この楽天戦での注目は、球数だった。「無駄な四球や走者を出さなかったのが良かったと思います」。4回で投じたボールは48球。1回平均12球と少なかった。先発完投勝利を多く収めた好調時の姿がそこにはあった。

 オープン戦だったため、打者も球を見る選手、積極的に振りにいく選手など、それぞれ狙いが異なる。だが、この球数の少なさは、涌井の制球力、駆け引きの巧さがあったことを証明している。球を見ていこうと思った打者でも、手を出したくなるようなコースにボールがきていた。ボールとなる変化球で打ち取る場面もあった。

 投げている段階で涌井は「今日はどんどん振ってきているな」と感じると、初球から内角の速球系のボールで攻めて、3球で勝負を終わらせていた。かつて5度の二桁勝利をマークした時の状態に戻れる予感を漂わせた。

 ポーカーフェイスから淡々と投げる姿は、相手に取っても脅威。自信に裏付けられた表情も戻ってきた。伊東監督も状態の良さを確認し、4月1日のQVCマリンフィールドでの古巣・西武戦で登板させる方針を固めた。次回の実戦登板ではもう少し長いイニングになる。先発・涌井が復活する姿に期待したい。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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