21日から始まる見所満載の選抜高校野球 大会を彩る好選手を一気に紹介!

琉球のライアンと呼ばれる、沖縄尚学・山城

【日本文理・飯塚悟史投手(3年)】

 エースで4番。衝撃的だったのは昨年秋の明治神宮大会の決勝戦だ。優勝をかけて沖縄尚学と対戦。4回にライトスタンドへ弾丸ライナーでアーチを描くと、5回にはバックスクリーンへのホームランを放った。難しい球をうまくすくい上げた本塁打に、見ている者は驚愕した。投げても140キロのストレートにスライダー、フォークの球種に加え、1人で1試合を投げ切るスタミナも十分にある。打ってよし、投げてよしの選手である。

【智弁学園・岡本和真内野手(3年)】

 近畿ナンバーワンスラッガーかもしれない。高校通算の本塁打は50本を超える。公式戦では22本の本塁打を放っており、プロも注目する右の大砲。秋季近畿大会では、優勝候補とされる龍谷大平安相手に4打席のうち3四球と警戒されたほど、力のある4番打者である。昨秋の公式戦の打率は6割3分2厘と本塁打だけでなく柔軟なバッティングを見せる。

【沖縄尚学・山城大智投手(3年)】

 琉球のライアンと呼ばれる山城は、ノーラン・ライアンのように左足を高く、肩に近い位置まで上げて投げる「ライアン投法」の持ち主。重心の低いフォームから力強い直球を投げる。昨年の明治神宮大会ではチームを優勝に導いた。直球、カーブ、スライダー、ツーシームという球種を持つ。その右腕で今度は甲子園で頂点を目指す。

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