4強が出揃った選抜高校野球 4月1日に行われる準決勝の見どころは?

3試合を一人で投げきっている佐野日大・田嶋

◇第2試合13時30分開始予定
佐野日大(栃木)-龍谷大平安(京都) 

 佐野日大は31日の明徳義塾戦で延長戦を戦い、相手エースの岸を攻略。粘り強い試合運びで勝ち上がってきた。原動力となっているのがエース田嶋だ。3試合を1人で投げきり、2度の延長戦を含み3試合で30イニングを投げている。

 一方、龍谷大平安は桐生一戦でも、中田、高橋、元氏ら複数の投手を起用。継投で勝ち上がってきた。田嶋対投手陣という構図になりそうだ。

 また、龍谷大平安は切れ目のない打線が強み。桐生一戦では3番の姫野の当たりが止まり、つながりは今までよりも悪かったが、全体的にバットは振れている。1番の徳本は桐生一戦で3度出塁しており、打線のキーとなりそう。つながりのある打線が疲れの見える田嶋に襲いかかる可能性はある。投打ともに見られる戦力の厚さは連戦に有利に働くだろう。

 この2試合の勝者は4月2日12時30分から決勝戦を戦う予定。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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