好調な助っ人たちが牽引する巨人 記憶に残る歴代の外国人選手を振り返る

80年代以降で好成績を残した助っ人投手

 巨人が開幕から好スタートを見せている。中でも際立つのは2年目のホセ・ロペス、新加入のレスリー・アンダーソン、さらには9日の広島戦で15奪三振と華々しいデビューを飾ったクリス・セドンだ。昨年、最優秀中継ぎ投手賞を獲得したスコット・マシソンは夏場が近づくほど力を上げてくる選手とあり、開幕から精彩を欠いてはいるが、外国人選手が素晴らしい活躍をしている。

 振り返れば、これまでも様々な外国人選手たちが巨人の歴史を彩ってきた。ファンの方はどれだけ覚えているだろうか。まずは投手を見てみたい。

 80年以降の巨人の助っ人投手で登板数が多い上位5人は

159試合 マーク・クルーン(2008~2010年)
132試合 ブライアン・シコースキー(2004~2005年)
115試合 スコット・マシソン(2012~現在)
106試合 バルビーノ・ガルベス(1996~2000年)
76試合 ルイス・サンチェ(1986~1987年)

 なかなかマシソンが健闘している。今年中にクルーンを超えることも十分可能だ。

 また、勝ち星が多かった上位5人は

46勝 ガルベス
31勝 セス・グライシンガー(2008~2011年)
27勝 ディッキー・ゴンザレス(2009~2012年)
22勝 ダレル・メイ(2000~2001年)
21勝 ビル・ガリクソン(1988~1989年)

 メジャーでも6年連続10勝以上という実績の残したガリクソンは日本のファンにも愛された存在だった。メジャー復帰後も1991年に自己最高の20勝を挙げている。

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