再び持ち上がったボール騒動 “飛び過ぎ違反球”が発覚した日に飛び出したホームランは?

現場の声を聞けば影響は明らか

 だが、現場の声を聞いていれば、その影響は明らかだ。ある球界関係者は今月10日に京セラドーム大阪で行われたロッテ-オリックス戦でも、その飛距離に驚いたという。

「オリックスが3本の本塁打を放ったが、すべて二階席に運んだ。打った瞬間はそこまで飛ぶのかなと思った打球もそうだから、距離が出てるわけですよね。たとえば、ペーニャにしても外の低めをシンカー気味のボールを先っぽでうまく拾ったんだけど、それが完璧に二階席まで超えていった。よく飛ぶなと感じた」

 このような現象は投手の方が野手よりも敏感に反応してしまうだろう。投手の契約は防御率や投げるイニング数などによっても左右し、時にはもう1年プレーできるかどうかにも関わってくる。この1つのミスが選手の野球人生を変えてしまうこともあるのだ。

 人生をかけてプレーしている選手たちにとってみれば、このような問題はやりきれない。NPBやメーカーは2度と同じような問題が起こらないように、原因究明と再発防止に努めなければならない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY