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止まらぬマートンの勢い 月間打点の日本記録更新はなるか

5連勝と阪神が勢いに乗ってきた。打線の中心にいるのはなんといってもマートンだ。15試合で54打数27安打。打率は驚異の5割。6本塁打で29打点と現在セ・リーグ三冠王をひた走る。打点は4月だけで26(4月13日終了時点)と2位のゴメス(阪神)の倍近くを記録している。

阪神甲子園

4月だけですでに26打点を荒稼ぎ

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日本プロ野球 シーズン打点記録

 5連勝と阪神が勢いに乗ってきた。打線の中心にいるのはなんといってもマートンだ。15試合で54打数27安打。打率は驚異の5割。6本塁打で29打点と現在セ・リーグ三冠王をひた走る。打点は4月だけで26(4月13日終了時点)と2位のゴメス(阪神)の倍近くを記録している。

 セ・リーグの月間打点の記録は1950年5月に小鶴誠氏(松竹)が記録した39打点が最多。ちなみに同氏はその年にプロ野球歴代1位の161打点を記録している。パ・リーグは近鉄のブライアントが1994年7月、クラークが1998年8月に35打点をマーク。阪神の4月の残り試合は15ゲーム。更新は十分に狙える数字である。これからの1打席、1打席が注目だ。

 ここで、マートンと同じセ・リーグにおいて、月間で数多く打点を挙げた選手たちを振り返ってみたい。

 セ・リーグ2位は巨人・長嶋茂雄氏。1966年8月に36打点を記録した。この年は長男の一茂氏が誕生した年でもあった。この年、ミスターは打率.344と5度目の首位打者を獲得。26本塁打、105打点は王貞治氏に次ぐリーグ2位だった。チームもリーグ優勝、日本一、自身もセ・リーグMVPに輝くなど、素晴らしいシーズンだった。

 ブライアント、クラークと同じ月間打点35、セ・リーグ3位タイは記憶に新しい。2004年4月の巨人・阿部慎之助と昨年8月のヤクルト・バレンティンである。

 当時の阿部は神がかっていた。阿部にとってはプロ入り4年目で初めて月間MVPを受賞した月でもあった。6試合連続本塁打を含む、当時の月間最多本塁打記録16本をマークするなど、打率3割7分2厘、35打点。振ればとにかくヒットゾーンに飛ぶか、ホームランだった。

 阿部の月間本塁打記録を「当時」と記したが、それを更新したのが昨年8月に同じく35打点を挙げたバレンティンだ。昨年60本を打ったバレンティンは8月に18本塁打をマーク。日本記録の更新に向けて勢いをつけた月でもあった。

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