広島カープが5本塁打で横浜DeNAに快勝 1試合5発はいつ以来?

打線が爆発し14年ぶりに貯金を7まで増やした広島

 赤く染まった横浜スタジアムのレフトスタンドのファンは、放物線の行方を5度も見上げるという空中戦を楽しんだ。セ・リーグ首位の広島が18日、横浜DeNAを相手に5本塁打と猛打を浴びせ、今季最多の11得点14安打。11-2で大勝した。貯金を7にしたのは14年ぶりのことだった。

 たとえ飛ぶボールだからと難癖をつけられたとしても、勝利したことに変わりはない。今のカープにとって勝ち癖をつけることが何よりも力になる。野村謙二郎監督は「昨年3位になって、クライマックスシリーズに出場したことが自信になっている」と分析している。

 着実に向上してきているチーム力には手ごたえを感じている。この日は昨年も主力だった3番の丸佳浩が初回に先制の3号ソロアーチをライトスタンドへ放ったことが合図となった。3回には菊池涼介が「少しこすりましたけどね」とスライダーをとらえ、広島ファンの待つ左翼席へ2号ソロ。

 5回には1番に座る堂林翔太が3号ソロ。6回にはエルドレッドの6号左越え本塁打、最後は同じく6回の石原慶幸の1号2ラン。横浜DeNAの三浦大輔に5発も浴びせかけた。

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