高騰するヤンキース田中将大の評価に現地メディアから“待った”の声

実際に対戦する経験値が、この後の田中攻略に生きてくる

 ヤンキース田中将大投手が今季メジャーデビュー後の5試合で3勝0敗、46奪三振、防御率2・27と抜群の成績を残し、その評価が高まっているが、“田中フィーバー”に待ったをかける声が地元メディアから出てきた。地元紙ニューズデイのデビッド・レノン記者は「マサヒロ タナカは現在最高だが、相手チームが2巡目を迎えるまで最終評価は控えるべし」という見出しで特集を報じている。

「タナカを打ち込みたいと願うチームにとって、最高のチャンスは再び相まみえるまで待たなければいけないだろう」

 記事の冒頭では、開幕から日が浅い現時点で初対決となる相手バッターが田中を攻略することは困難であると説明。2試合目以降の対戦に攻略のチャンスが増えると分析している。

 4月28日の対戦で田中から2得点を挙げたエンゼルスのマイク・ソーシア監督はこう語っている。

「いくらでも対戦前に準備はできる。しかし、バッターボックスに入ってみる必要がある。リリースポイントはどこなのか。球速を読み取り、ボールの回転もじっくり見なければいけない。あるバッターはほんの数球で見極められるが、選手によっては何年もかかる」

 試合前のスカウティングよりも実際に対戦する経験値が、この後の田中攻略に生きてくると指揮官は指摘しているという。また、記事では以下のように分析している。

「エンゼルスの田中対策はほぼ予想通りだったという。危険極まりないスプリットを投げてくる前にカウントの早い段階でバットを積極的に振っていく。いわゆる早打ちだが、それはほぼ奏功した。指名打者デビッド・フリースが放った本塁打を含む、エンゼルスの5安打のうち3安打が初球だった」

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY