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ダルビッシュ有の“ノーヒッター未遂”に米メディアも「デジャユー」と落胆 レンジャーズ監督は「いつかはやり遂げるだろう」と予言

レンジャーズのダルビッシュ有投手(27)がまたしても快挙を逃した。本拠地のグローブ・ライフ・パーク・イン・アーリントンは右腕の快投をたたえて大きな拍手に包まれたが、逃がした魚はやはり大きかった。

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ノーヒッターを逃してもダルビッシュはポジティブ

 レンジャーズのダルビッシュ有投手(27)がまたしても快挙を逃した。本拠地でのレッドソックス戦に先発した右腕は、9回2死まで無安打投球。しかし、主砲デビッド・オルティスに初ヒットを許してノーヒットノーランはならなかった。その瞬間、本拠地のグローブ・ライフ・パーク・イン・アーリントンは右腕の快投をたたえて大きな拍手に包まれたが、逃がした魚はやはり大きかった。

「デジャユー ダルビッシュが最後の打者でノーヒッターを逃す…またしても」と報じたのは、米誌スポーツ・イラストレイテッド電子版だ。既視感の意味を持つ「デジャビュ」とかけた見出しで、右腕が再びあと一歩で快挙を逃したことを悔やんだ。ダルビッシュは昨年4月2日のアストロズ戦でもあと1人で完全試合を逃す中前打を浴びており、その時のことを振り返りながら、この日の投球の詳細を記している。

 また、ESPNは「ノーヒッターを逃しても、ダルビッシュはポジティブだ」としている。この試合でダルビッシュは7回2死までノーヒットどころか1人の走者も許さずに完全試合を続けていたが、オルティズの高く上がったフライをセカンドのオドルとライトのリオスが「お見合い」のような形で捕球できず、初ランナーを許した。

 リオスは平凡な飛球を捕れなかったことについて「つらかった」と認めている。その上で「自分が捕るべきだった」とダルビッシュに謝罪したという。右腕はこの後に若干ペースを乱して2四球を与えている。拙守がなければ、同じような投球を続けてヒットも出ずに、完全試合を達成していた可能性は十分にある。

 もっとも、ダルビッシュ自身は言い訳をしなかったという。試合後の記者会見では通訳を介して「もし今日のような投球を続けられたら、いつの日か(ノーヒットノーランを)達成できると思う。これからも自分のやるべきことを続けていきたい」とあくまで前向きに話している。

 MLB公式HPによると、レンジャーズのロン・ワシントン監督も「彼が今日のような投球を続ければ、いつかは(ノーヒットノーランを)やり遂げるだろう。ノーヒッターを達成することは簡単なことではないけど、彼にはその能力がある」と本人と同じような見解を述べている。その上で「今まで(ダルビッシュを)見てきた中で最高の投球だった」と絶賛した。

 ダルビッシュが本来のピッチングをすれば、快挙を達成する日はそう遠くなさそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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