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自身通算174個目の白星で見えたヤンキース黒田博樹を支える向上心

積み上げた白星は174個にまで達した。パイレーツ戦で手にした白星は「産みの苦しみ」だった。広島、ドジャース、ヤンキースと今まで多くの白星を飾ってきても、黒田にとってこの1勝の味は格別だったという。

ヤンキース

パイレーツ戦の1勝は格別だった

 積み上げた白星は174個にまで達した。パイレーツ戦で手にした白星は「産みの苦しみ」だった。ヤンキースの黒田博樹投手(39)が現地時間5月18日、ヤンキースタジアムで行われたパイレーツとのダブルヘッダー第1試合に先発。6回を投げて5安打3失点だったが、リリーフ陣がリードを守りきり、3勝目を手にした。

 広島、ドジャース、ヤンキースと今まで多くの白星を飾ってきても、この1勝の味は格別だったという。黒田は言う。

「状態が良い、悪いに関係なく、投手としては勝ち星がつくというのは、大きなこと。良い投球をしても勝てない時もある。状態が良くなくても勝って、自分の流れが良くなっていければいいかなと思う」

 黒田は約1か月、勝利から見放されていた。最後に白星を挙げた4月12日のレッドソックス戦以降、打線の援護を受けられないことや、自分で試合を作れずに苦しんだことがあった。パイレーツ戦でも先制ホームランを初回に浴びた。しかし、味方打線が3点を奪い逆転。勝利投手の権利のかかった5回にはホームランなどで2点を失い、1点差に迫られてしまったが、何とか耐え抜き、後続に託した。

「(勝てない間は)常に苦しかったです。苦しみながら勝てたのは大きい。『我慢して投げていれば……』と自分の中で言い聞かせる意味でも(良かった)」。

 6回3失点という満足のいかない内容でも、投球技術以上に大きなものを得られたという確証があった。

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