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田中将大が先発として43試合ぶりの黒星 連勝記録も34でストップ

驚異の連勝記録がついにストップした。ヤンキースの田中将大投手がカブス戦に登板し、6回8安打でメジャー最多の4失点(自責3)。メジャー9試合目にして初黒星を喫した。

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クオリティスタートは継続したが…

 驚異の連勝記録がついにストップした。ヤンキースの田中将大投手がカブス戦に登板し、6回8安打でメジャー最多の4失点(自責3)。メジャー9試合目にして初黒星を喫した。楽天時代の2012年8月26日の日本ハム戦から続いていたレギュラーシーズンの連勝記録は「34」でストップ。先発した試合では42試合連続で負けなしだったが、これも止まった。

 試合を通してボールが高めに浮き、宝刀のスプリットが落ちずに痛打される場面が目立った。3回には雨が激しくなる中で制球が乱れ、エミリオ・ボニファシオにタイムリーを浴びて先制を許してしまう。続く4回にも1点を追加されると、1死2、3塁となってからジェイソン・ハメル、エミリオ・ボニファシオが2者連続でスクイズを試みたが、田中は華麗なフィールディングで失点を防いだ。

 ダッグアウトに戻る際には思わず雄叫びを上げた右腕。激しい感情表現が挑発ととられることもあるメジャーでは意識的にガッツポーズなども控えていたため、珍しい場面だった。

 ただ、この日の田中は粘りきれない。6回にヤンキース打線が1点を返したものの、その裏に味方の失策も絡み、犠牲フライ2本で2点を奪われてしまう。この回を終えてベンチに戻ると、ジラルディ監督が右腕の元に歩み寄って、握手を求めた。DH制のないナ・リーグ本拠地の試合だったため、直後の攻撃で代打を送られた。88球。3点のリードを許した状態でマウンドを降りた。

 ヤンキースは救援陣も粘りきれず、さらに2点を奪われて完敗。田中に2012年8月19日の西武戦以来となる約1年9か月ぶりの黒星が付いた。ただ、6回の失点は失策が絡んでいたため、自責点は3。開幕から続けているクオリティースタート(6回以上を自責3以内)は継続した。最低限の役割は果たしながら、先発として43試合ぶりの悔しさを味わう結果となった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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