大リーグのアストロズGMが日本での知名度向上のために来日 日本人選手の調査&獲得にも意欲を見せる

NPB各球団と連携の可能性を探るアストロズ

 アストロズのジェフ・ルーノウGMとスカウト部長のケビン・ゴールドスタイン氏が日本での知名度向上と常駐スカウトとの契約のために来日したことが24日に明らかになった。MLB公式ホームページが報じている。

 今季開幕前の田中将大投手の争奪戦で、1億ドル以上の総年俸を提示しながらも敗れたアストロズの強化責任者2人は5日間東京に滞在。日本プロ野球の複数の球団代表とミーティングを行い、選手の情報共有や共同プロジェクトなどの提携の可能性について話し合うことになるという。

「アストロズはこれまで日本で存在感を示したことはなかった。かつてカズ・マツイ(楽天の松井稼頭央内野手)と契約したし、国際大会では日本人選手を調査してきた。だからこそ、田中について、対戦相手としても、ポスティングの際にも、十分な情報を持っていると感じてきた。私は日本人選手の流入は続くと見ている」

 そう語るルーノウGMは、来季以降も日本人選手のメジャー移籍というトレンドに変化はないと見ているようだ。

「今やメジャートップの先発投手のうち2人も日本人選手が入る。ダルビッシュと田中は日本でも投げてきたが、メジャーでも素晴らしい適応を見せている。この流れは変わらないだろう。アストロズとしてもスカウトの存在が必要だと感じている。そうすれば、どの選手が獲得可能なのか、情報をより手にすることができる」

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