2試合19得点のナショナルズ打線を「窒息させた」 今季5勝目のダルビッシュ有を地元紙も称賛

圧巻の投球を風水に例える記事も

 1日(日本時間2日)のナショナルズ戦で8回5安打無失点の好投で2-0勝利に貢献したレンジャーズのダルビッシュ有投手が地元メディアから高い評価を受けている。地元紙ダラス・モーニングニュースは「壮麗なユウ ダルビッシュがレンジャーズの連戦を救う」と大見出しで特集した。

「今日はピッチングに尽きる。ユウがチームに貢献してくれた。相手は2日間好き放題バットを振り回していたから、打撃を鈍らせる必要があった。彼が相手を減速させた。我らには1点あれば十分だった。先制点を奪った後、リードを守ることができた」

 ロン・ワシントン監督はそう話し、3連戦の最初の2試合で合計19得点を奪った相手を見事に封じ込めたエースの仕事を称えている。

 記事では「ファストボールと多種多様なスローボールや変化球の中から風水を用いていたのではないか。ダルビッシュは脆弱な打線に勝利の機会を最大限与えるべく、相手打線をいとも容易に窒息させていた」と報じ、打者を翻弄し、12三振を奪ったダルビッシュの圧巻の投球を古代中国から伝わる占いにたとえている。

 レンジャーズ打線は故障者続出だ。主砲のプリンス・フィルダーは首の手術で今季絶望。秋信守は足首の故障、ミッチ・モアランドは腰痛を抱えており、得点力の低下は深刻だった。

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