ダルビッシュ有と多田野数人の“衝撃の一球”が全米で話題に 米メディアが動画と共に特集
ダルビッシュが衝撃の一球を炸裂させた
一方、ダルビッシュも同じ1日の日曜日にナショナルズ戦で先発し、8回12奪三振で無失点という圧巻のピッチングで勝利投手となったが、この試合での切れ味抜群の変化球が話題となっている。
記事では「ダルビッシュはえげつない変化球の武器庫だが、衝撃の一球を炸裂させた」と説明。動画と共に紹介されたのは4回にアダム・アローシュ一塁手に投じた一球だ。
「2ストライクを奪った後、ダルビッシュは驚きの要素を持ち出した。59マイル(時速94キロ)のスローカーブを外角に投げた。ラローシュは明らかに狼狽し、バットを肩から動かすことができず、三振となった」と絶賛している。
ダルビッシュの投げるスローカーブの威力はメジャーで知れ渡っている。5月22日のタイガース戦でも時速55マイル(88キロ)のカーブをトリー・ハンター外野手に投げている。ダルビッシュのカーブの平均時速は68マイル(109キロ)だという。
奇しくも同じ日に米メディアをも驚かせる一球を投じた両投手。今後も会場を沸かせるピッチングに期待したい。
【了】
フルカウント編集部●文 text by Full-Count