連敗を止めた楽天・則本昂大が継承するエースの道

今季4度目の完封で連敗を止めた則本

 楽天の則本昂大投手(23)が9日、9回5安打、116球の力投で、グリエル加入で打線が強化された横浜DeNAを完封した。10奪三振で7勝目(3敗)をマーク。完封は早くも4度目となった。

 無安打に抑えられたグリエルが「素晴らしい投手だ」と絶賛するほどの快投。無四球とコントロールも良く、外のスライダーと強気の内角攻めで、4打数無安打2三振と完璧に封じた。

「グリエルはいい打者なので、集中して攻めました。今日は行けるところまで、飛ばそうと思っていました。テンポよく、早めのカウントで勝負したのがいい結果につながりました」

 そう話す則本は、郡山にかけつけたファンの声援に応えた。

 チームの連敗を4で止めた。5月22日の横浜DeNA戦でも11奪三振で完封し、それまで5連敗していたチームを4-0の勝利に導いている。対戦データの少ない交流戦で、2ケタ奪三振で完封を記録するのは容易ではない。しかも、無四球。かつてのエース・岩隈久志や田中将大も1度もやっていない。それを則本は1シーズンの交流戦で2度もやってみせた。不振の続くチームをよみがえらせるためには、この力投を続けていかなくてはいけない。

 その姿は海の向こうで戦う先輩の田中将大と重なる部分もある。

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