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先発投手をトレードで補強すべき―― 田中将大に大きく依存するヤンキースに地元紙が提言

今季、獅子奮迅の活躍を見せている田中将大投手が22日(日本時間23日)のオリオールズ戦で今季2敗目を喫したことを受け、ヤンキースは先発投手をトレードで補強すべきという声が地元で上がっている。

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優秀なブルペンのイニングがかさみ、消耗しつつある現状

 今季、獅子奮迅の活躍を見せている田中将大投手が22日(日本時間23日)のオリオールズ戦で今季2敗目を喫したことを受け、ヤンキースは先発投手をトレードで補強すべきという声が地元で上がっている。地元紙ニューヨーク・ポストが「ヤンキースは先発ローテーションを強化するために移籍市場に打って出るべき」という見出しで報じている。

「ヤンキースはア・リーグ東地区の壊滅的状態に加え、マサヒロ タナカという絶対的な優位性、試合終盤のブルペンにより、プレーオフに進出できるかもしれない。しかしながら、それは危険な戦略と言わざるを得ない」

 記事では名物コラムニストのジョエル・シャーマン氏がこう分析。先発ローテーションに怪我やスランプの選手が出た場合に窮地に陥る現状を問題視した上で、田中の孤軍奮闘が目立つヤンキース先発陣への補強候補について分析している。

 7月末がトレード期限の移籍市場において最大の大物と目されている先発投手は2012年のサイ・ヤング賞投手のデビッド・プライス(レイズ)だが、シャーマン氏はレイズが同地区のライバルであるヤンキースと交渉を持つ可能性はかなり低いと見ているようだ。

 さらに、ある球団幹部によると、注目株のカブスのジェフ・サマージャ投手については、カブス側がトレード要員の1人にメジャー昇格直前のポテンシャルの高い投手を要求しているが、ヤンキース側に人材がいないという。ヤンキースのファームは過去2年間よりも人材豊富なようだが、メジャー昇格直後にインパクトを残せるような即戦力はいないとしている。また、重要なトレードの実現に欠かせないピースとして、ゲイリー・サンチェス、ジョン・ライアン・マーフィーという2人の将来有望な捕手の名前を挙げている。

 先発の補強候補としては、パドレスの右腕アンドリュー・キャッシュナー、レッズの右腕マット・ラトスのほかに、ホワイトソックスのジョン・ダンクス、カブスのジェイソン・ハメル、パドレスのイアン・ケネディらが挙がっている。

 ア・リーグのライバル球団幹部も「今のところ、ヤンキースは危機一髪の状況だ。先発投手は5、6回までしかもたない選手が多い。(デリン・)ベタンセスと(アダム・)ウォーレンへの依存度が高すぎて、彼らの有効性を消しかねない」と酷評している。田中以外の先発陣が長いイニングを投げられていないこと、それにより、優秀な中継ぎ陣のイニング数がかさみ、消耗しつつある現状を指摘している。

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