メッツ松坂大輔が5回7安打5失点で今季3敗目

4回2アウトから痛恨の3失点

 メッツの松坂大輔投手が1日(日本時間2日)、敵地のターナーフィールドで行われたアトランタ・ブレーブス戦に先発したが、4勝目はならなかった。5回を投げ、7安打4四死球5失点。6回の打席で代打を送られて降板。そのまま競り負けたメッツは4-5で3連敗。松坂自身も3連敗で3勝3敗1セーブで、防御率3・72となった。

 今季7試合目の先発マウンドとなった松坂。初回はB・Lアップトン、フリード・フリーマンら上位打線を3人で仕留めて、上々の滑り出しを見せた。しかし、次第にストライクとボールがはっきりとし始め、2回2アウトからヒットとデッドボールで走者をため、8番のクリスチャン・べタンコートにセンター前ヒットを浴びて1点を先制された。

 3回には味方打線が援護。メッツの1番カーティス・グランダーソンが相手先発左腕のマイク・マイナーから右中間スタンドへ2ランホームランを放ち、逆転。しかし3回裏、松坂は2アウトから走者を出し、フリーマンにレフトフェンス直撃のツーベースを浴びて同点とされた。

 4回には先頭のクリス・ジョンソンを四球で出すなど、2アウト2塁から、ピッチャーのマイナーにセンター前に勝ち越しタイムリーを許す。アンドレルトン・シモンズにも2点タイムリーをレフトへ運ばれ、この回3失点。2-5とリードを広げられた。

 メッツも打線がなんとか松坂を援護しようと、5回表にダニエル・マーフィーのライトスタンドへの2ランで1点差に迫った。松坂は5回を投げて降板。6回からはカルロス・トーレスが登板した。その後、メッツは逆転できないまま競り負けた。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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