借金生活突入のヤンキースに追い打ち エースがマイナーでめった打ちに

サバシアの乱調はヤンキースにとって懸念材料

 右膝の負傷で故障者リスト入りしていたヤンキースのCC・サバシア投手が2日、ヤンキース傘下の2Aトレントン・サンダーの一員として実戦復帰。ポートランド・シードックス戦で先発したが、被安打5で5失点という内容で3回2/3でマウンドを降りる不安な再出発となった。

 地元紙ニューヨーク・デイリーニューズも「ヤンキースのCC・サバシアがトレントン・サンダーでの最初のリハビリでめった打ちにされる」と見出しで報じている。

 開幕時に先発ローテーションの1番手だったサバシアは今季8試合先発し、3勝4敗で防御5・28と不調だった。5月10日のブリュワーズ戦(4-5負け)で巨体を支えてきた右膝に水が溜まるなどして故障者リスト入り。患部に注射を打つなど慎重なリハビリを進めてきた結果、この日実戦復帰となった。

 投球数は55球。だが、被安打5、四球1。自責点は3ながらも5失点とエース復活に大きな不安を残した。

「個人的には調子はいいと思う。結果は大事な試合になれば、ついてくると思う。今日は全力で投げることができるか確認したかった。違和感や健康面の不安を感じずにね」

 サバシアはそうコメントし、あくまで試運転であることを強調したという。しかし、現在危機的状況のヤンキース投手陣にとっては、サバシアの乱調は大きな懸念材料となる。すでに開幕時の先発ローテーション3番手のイバン・ノバ投手は、トミー・ジョン手術で今季絶望。5番手のマイケル・ピネダ投手も広背筋肉離れで故障者リスト入りしている。

 田中将大投手と黒田博樹投手の日本人エースコンビにかかる負担は増加の一途をたどっている。2日のレイズ戦で敗れ、勝率5割を切ったヤンキースだが、サバシアの調子が戻らなければ、トレード市場に打って出る以外に解決策は見いだせそうもない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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