「今季最も替えのきかないピッチャー」トップ6に田中将大とダルビッシュ有 数値上でも田中の離脱はヤンキースにとって大打撃

田中が長期離脱なら「ヤンキースはプレーオフ進出にキスしてグッバイ」

 10日時点で、空振り奪取率13・7%はメジャートップ、WAR4・1はリーグ2位、防御率2・51、1つの四球を与えるまでに奪った三振7・1個はリーグ3位だった。記事では「田中を長期間失うことになれば、ヤンキースはプレーオフ進出にキスしてグッバイを告げることになる」と、名門球団にとってあまりにも貴重な存在であることを強調している。

 3番目はホワイトソックスのクリス・セール。WAR4・2でチーム2位のホセ・キンタナ(2・1)に2・1の差を付けている。防御率2・08はリーグトップ。約1ヶ月の故障離脱があったため、まだ95イニングしか投げていないが、高いWARをたたき出している。

 9イングあたりの被本塁打0・6、与四球1・5は驚異的な数字で、1つの四球を与えるまでに奪った三振6・4はキャリアベスト。運や守備力の影響を排除して投手の純粋な能力をはじき出し、「疑似防御率」として認識されているFIP(Fielding Independent Pitching)という指標も2・45で、キャリア最高だ。キンタナも防御率3・20、FIP2・88と安定した投球を続けているが、セールの存在感は際立っている。

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