ナ・リーグ先発投手が最後の球宴となるジーターにわざと打たせた? ウェインライトの“プレゼント発言”が全米で物議を醸す

“正直なコメント”がSNS上で大炎上

 15日(日本時間16日)のオールスターゲームで、今季限りで引退するヤンキースのデレク・ジーター遊撃手に2塁打を打たれたナ・リーグ先発のアダム・ウェインライト投手(カージナルス)の“プレゼント発言”が物議を醸している。地元紙ニューヨーク・ポストが「ウェインライトの正直さがジーターのオールスターでの輝きを台無しにする」との見出しで報じている。

 ア・リーグのリードオフマンを務めたジーターはナ・リーグを代表するエースの投じた2球目、90マイルのカットボールをクリーンヒット。ライト線を破る2塁打となった。

「彼には何球かパイプ・ショットをあげようとしたんだ。彼はそれに相応しい。2塁打を打つなんて思わなかった。もっといいボールを投げた方が良かったかな」

 ジーターとの対戦を振り返って、ウェインライトはそうコメントしたという。パイプ・ショットというフレーズは、打ちやすいところにボールを投げてあげたというニュアンスだったようだ。

「ミッド・サマー・クラシック」と呼ばれる球宴はお祭り的な要素もあり、現役最後の花道を飾る「キャプテン」にヒットを打たせたい気持ちは理解できないこともない。しかし、ジーターをリスペクトしているのか、軽く見ているのか、よくわからないこのコメントはソーシャルメディア上で大炎上した。

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