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ヤンキース後半戦のキーマンは投手陣最年長の黒田博樹 「現時点で黒田がエース」と地元紙

ヤンキースの黒田博樹投手は、本拠地があるニューヨークで行われる20日(日本時間21日)のレッズ戦で先発し、後半戦のスタートを切る。先発陣にけが人が続出し、開幕からローテーションを守っているのは39歳の右腕だけになった。

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昨季終盤の失速を反省し、疲労軽減につとめてきた黒田

 ヤンキースの黒田博樹投手は、本拠地があるニューヨークで行われる20日(日本時間21日)のレッズ戦で先発し、後半戦のスタートを切る。先発陣にけが人が続出し、開幕からローテーションを守っているのは39歳の右腕だけになった。ニュージャージー州の地元紙「スター・レジャー」(電子版)は、「年齢と戦いながら、先発陣で最後まで生き残った。黒田が昨季後半に陥った失速を避けない限り、ヤンキースにプレーオフは見えてこない」と、後半戦のキーマンに挙げた。

 黒田は昨季8勝6敗、防御率2・65という好成績で折り返しながら、シーズン終盤にスタミナ切れから調子を大きく崩した。記事では、ジラルディ監督が今季の開幕から黒田の球数に注意を払って起用し、100球を超えたのは昨季の21回から7回に大幅に減少した点に注目。黒田自身も体調を見ながら登板間に行うブルペンでの投球練習を飛ばすなど、疲労軽減に努めてきた。

 前半戦は6勝6敗、防御率4・10と満足できる成績ではなかったが、最近8試合で防御率3・51と復調気配。記事は、ペース配分の効果が出始めたとみている。

 ヤンキースはすでにCC・サバシア、イバン・ノバ両投手が故障で今季絶望となっており、田中将大投手も右肘痛で戦列離脱。マイケル・ピネダ投手の復帰時期も不透明な状況だ。キャッシュマン・ゼネラルマネジャーはさらなる先発投手の補強を行う考えを示しているが、エース格の投手を獲得するのは簡単ではない。記事は「ヤンキースは田中とピネダが9月に戻ってくることを期待するとともに、補強で穴埋めをするつもりだが、現時点で黒田がエースだ」と、苦しい状況を伝えた。

 開幕前には盤石と思われた先発陣が後半戦の開始前に崩壊し、今季も投手陣最年長の黒田の肩に、チームの命運が託されることになった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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