イチローはマリナーズのレジェンド!? シアトル史上最も偉大なアスリートの野球部門でベスト3に入る

現在ヤンキースでプレーするイチローは3位にランクイン

 2位はマルティネスで30%の票を集めた。1982年にマリナーズと契約し、1987年にメジャーデビュー。以降、2004年まで主に指名打者としてチーム一筋でプレーした。通算打率3割1分2厘、309本塁打、1261打点を記録。勝負強く、オールスター出場7回を誇り、「史上最強のDH」との呼び声もある。イチローが入団した2001年にはマリナーズの象徴的存在だった。

 そして、3位にイチローが入っている。支持率は24%で、イチローの入団前に背番号51を付けていた4位ジョンソンの22%、現チームの絶対的エースである5位ヘルナンデスの21%を上回っている。入団1年目の2001年にはMVP、新人王、首位打者、盗塁王などに輝く活躍でチームを牽引し、メジャータイ記録となるシーズン116勝に導いた。

 以後、10年連続でシーズン200安打を記録。イチローが守る本拠地セーフコ・フィールドのライトは「エリア51」と呼ばれ、スター選手の証でもあるオールスターにも10年連続で出場した。2012年のシーズン途中にヤンキースに移籍するまで看板選手として活躍したイチローに対するマリナーズファンの愛情は深い。

 6位以下はモイヤー、Aロッド、ビューナー、デービス、カノとなっているが、いずれも支持率のパーセンテージは1ケタで、上位5選手とは大差がついている。

 現在はヤンキースでプレーするイチローだが、シアトルでの試合では大歓声を浴びている。マリナーズの“レジェンド”として、シアトルの歴史にその名が刻まれていることは間違いない。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY