【今日のMLB日本人選手】日本人投手にとっては不運な日 岩隈が8回途中1失点、ダルビッシュが7回1失点で白星を逃す

イチローと田澤・上原は対決せず

○アストロズ対ブルージェイズ

 ブルージェイズの川崎宗則は、敵地でのアストロズ戦に7番サードで先発出場。2回に回ってきた第1打席は、ノーアウト1塁2塁のチャンスで、川崎はセカンドゴロを打ちランナーをそれぞれ進塁させる。その後第2打席、第3打席は凡退で、3打数ノーヒット。チームも1-6でアストロズに敗れた。

川崎宗則 打率.274 本塁打0 打点8

○アスレチックス対ロイヤルズ

 ロイヤルズの青木宣親は、敵地でのアスレチックス戦に1番指名打者で先発出場。1、2打席目を凡退で迎えた5回の第3打席は、1死1、2塁のチャンス。ここで青木はレフト前にヒットを放ち、チームの貴重な先制点を生み出す。ロイヤルズはこの5回に一挙4点を奪い、試合も4-2で勝利した。青木は5打数1安打1打点で、勝利に貢献した。

青木宣親 打率.265 本塁打0 打点19

○レッドソックス対ヤンキース

 レッドソックスの本拠地にヤンキースを迎えたライバル対決。序盤から点の取り合いとなったこの試合は、初回にレッドソックスが3点を先制すると、2回表にヤンキースが3点を奪い返し、同点に追いつく。しかし2回裏、レッドソックスは2点を挙げ再びリードすると、4回を終わったところで7-4でレッドソックスがリードする展開となった。

 しかし5回の表、2死からヤンキース5番ベルトランが2塁打で出塁すると、6番マッキャンが四球で歩き、7月に加入したばかりの7番ヘドリー、8番ドルーが連続タイムリーを放ち一気に同点に追いつく。そして6回、絶好調のブレッド・ガードナーがライトへ勝ち越しホームランを放ち、ヤンキースがついに逆転する。

 レッドソックスは7-8と1点リードを許す展開ながら、7回には田澤純一を投入。田澤はベルトラン、マッキャンを打ち取ると、7番ヘドリーを空振り三振で三者凡退に抑える。9回には同じく1点リードを許した状態で守護神・上原浩治をマウンドへ送る。上原は2番ジーターに内野安打を許すも、エルズベリーをセカンドゴロ併殺、テシェイラをレフトフライに打ち取り、3人で攻撃を終わらせる。

 ヤンキースのイチローは、8回裏の守備からライトで出場。試合はフェルプス、ウイットリー、ロジャーズ、ベタンセス、ロバートソンの継投で1点を守り切ったヤンキースが8-7で勝利した。

イチロー 打率.271 本塁打1 打点14
田澤純一 1勝2敗12H 防御率3.27 45奪三振
上原浩治 5勝2敗22S 防御率1.42 65奪三振

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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