【今日のMLB日本人選手】日本人選手が各地で活躍 イチローが走攻守で魅せ、川崎2安打、岩隈10勝目、上原24セーブ目

田澤、上原が試合を締めたレッドソックス 岩隈は10勝目

○エンゼルス対レッドソックス(アナハイム)

 敵地でのエンゼルス戦に挑んだレッドソックスは、7回を終えて4-2と2点のリードを奪う。ここからは日本人リリーフコンビの出番となる。8回、田澤純一がマウンドへ。田澤は先頭の2番トラウトをセンターフライに打ち取るが、続く3番アルバート・プホルスにレフトへ2塁打を許す。しかしここから4番ハミルトン、5番アイバーを打ち取り、ホールドポイントを挙げる。

 同じスコアのまま迎えた9回表、マウンドへ登るのはレッドソックスの守護神・上原浩治。上原は1死後、7番のフリースにセンターへの2塁打を浴び、2死から9番イアンネタを四球で歩かせてしまうが、1番のカルホーンを見逃し三振に切って取り、今季24個目となるセーブを挙げた。

 試合はレッドソックスが4-2で勝利。

田澤純一 2勝3敗13H 防御率3.26 奪三振47
上原浩治 5勝2敗24S 防御率1.37 奪三振66

○マリナーズ対ホワイトソックス(シアトル)

 マリナーズの岩隈久志は、本拠地でのホワイトソックス戦に先発登板。いつも通り安定した立ち上がりを見せた岩隈だが、4回、5番ビシエドに外角低めのボールを上手くライトスタンドへ運ばれ、先制点を許してしまう。

 しかしマリナーズは5回裏、四球とエラーでたまったランナーを、女房役の8番ズニーノがライトスタンドへの3ランで帰し、一気に逆転に成功する。マリナーズはこの回もう1点を加えて4-1とすると、リードをもらった岩隈は6回、7回を三者凡退に打ち取り、90球を投げたところで降板。マリナーズのリリーフ陣が終盤を締め、試合はそのまま4-1でマリナーズの勝利。

 岩隈は2年連続となる2桁勝利を挙げた。

岩隈久志 10勝6敗 防御率2.86 奪三振104

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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