49歳の誕生日を迎えた山本昌 1軍登板&勝利で64年ぶりの偉業達成へ

昭和40年会の希望の星

 中日のベテラン・山本昌投手が8月11日に49歳の誕生日を迎えた。今シーズンはまだ1軍登板はない。ウエスタンリーグで10試合に投げて、1勝4敗、防御率は5・77と負けが先行しているが、「やれるところまで頑張りたい」と1軍の舞台を目指して戦っている。

 昨年の8月28日のヤクルト戦で5回5失点ながら先発勝利しており、48歳0か月の最年長先発勝利の記録を持っている山本昌。しかし、最年長登板&最年長勝利はさらに上がいた。浜崎真二氏だ。最年長勝利は48歳4か月、最年長登板は48歳10か月といずれも同氏が記録しており、ともに1950年の出来事である。

 山本昌は49歳になった。つまり、今季初登板しさえすれば、プロ野球史上で最年長の登板になる。勝利投手になれば、さらに注目は集まるだろう。64年前の記録を塗り替える可能性がある左腕はまさに生きる伝説だ。

 最近の2軍戦での登板は7月31日のソフトバンク戦で3回6失点と精彩を欠いた。しかし、その前の同23日のオリックス戦は5回4安打1失点。1軍にいつ呼ばれてもいいように調整を続けている。

 1965年(昭和40年)生まれの49歳。もちろん現役最年長の選手である。同学年の選手は渡辺久信(元西武監督)、古田敦也(元ヤクルト監督)、吉井理人(元メッツ)、佐々木誠(元西武)、橋上秀樹(巨人コーチ)、星野伸之(オリックスコーチ)、武田一浩(元日本ハム)、池山隆寛(ヤクルトコーチ)、小宮山悟(元ロッテ)、水野雄仁(元巨人)、八木裕(阪神コーチ)ら往年の名選手がズラリ。唯一現役の山本昌は昭和40年会の希望の星でもある。

 落合博満GMからは「50歳までやれ」と激励を受けており、記録の樹立は時間の問題といえる。野球は年齢でやるものではないということを、これからもずっと証明していってもらいたい。プロ31年目の左腕の1日でも早い1軍登板をファンは待ち望んでいる。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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