ダルビッシュは「軽度の炎症」と診断 MRI検査では靭帯の損傷は見つからず、最悪の事態は回避

今季中の復帰は今後の経過次第

 右肘の違和感で15日間の故障者リスト(DL)に入ったレンジャーズのダルビッシュ有投手が「軽度の炎症」と発表された。チームの公式HPなどが伝えている。

 ダルビッシュは14日(日本時間15日)にMRI検査を実施。検査では靭帯の損傷は見られなかった。チームドクターのキース・マイスター氏の診断結果、「長期離脱となるものではない。違和感が引けば、ピッチングを再開できる」と発表された。

 メジャーでは靭帯の損傷により、腱を移植するトミー・ジョン手術を行うケースが続出している。手術を実施した場合は復帰まで1年から1年半を要するために、ダルビッシュとレンジャーズは最悪の事態は回避できたことになる。だが、痛みはないものの、違和感はあり、今季中に復帰できるかどうかは今後の経過次第になりそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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