松坂大輔のメジャー復帰は“お預け状態”!? さらに1試合マイナーで登板へ

現時点ではロースター25人枠に空きがない!?

 右肘の炎症で故障者リスト(DL)入りしているメッツの松坂大輔投手がマイナーでのリハビリ登板をこなし、調子を取り戻しつつあるが、ロースターの25人枠に空きがないためにメジャー復帰が見送られていることが分かった。ESPNが報じている。

 16日(日本時間17日)のカブス戦で7-3の勝利後、テリー・コリンズ監督は「(松坂のためのロースターに)空き枠がないので、DLから戻す前にもう1試合マイナーで先発することになるだろう」と語ったという。

 松坂は先月24日のブルワーズ戦で中継ぎ登板。2回を投げて3安打3失点を喫した後、右肘に違和感を訴えていた。MRIなどの精密検査の結果、炎症と判断された。安静期間を経て、松坂は投球練習を再開。16日には傘下の2Aでビンガムトンの一員として負傷後2度目のリハビリ登板に臨み、6回3安打3奪三振1失点の好投で勝利投手になるなど、復調をアピールした。

 だが、現時点で松坂と入れ替わりでマイナーに降格させるべき選手も見当たらない模様。“お預け状態”の松坂は少なくともあと1試合、マイナーで登板する方針をコリンズ監督は示している。現地メディアはアクティブ・ロースターが40人に拡大される9月までメジャー復帰がお預けとなる可能性も報じている。

 前半戦の終盤に念願の先発ローテーションの一角を任された松坂だが、先発陣の故障者が戻ってきた後半戦からはブルペンでの仕事を任されている。今季通算成績は3勝3敗1セーブで防御率は3・87となっている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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