メッツ松坂大輔にメジャー復帰の可能性が急浮上

コローンが家庭の事情で急きょドミニカに帰国

 右肘の炎症で故障者リスト(DL)に入り、マイナーで調整しているメッツの松坂大輔投手がメジャーに緊急復帰する可能性が急浮上した。ESPNが報じた。

 メッツのバートロ・コローン投手は18日(現地時間19日)のカブス戦で先発予定だったが、家庭の事情で急きょ欠場。テリー・コリンズ監督はコローンの母親が危篤状態となったために、母国ドミニカに一時帰国することを公表したという。

 カブス戦には本来リリーフの右腕カルロス・トーレス投手がスポットで先発。また、コリンズ監督は今週中にマイナーの試合でリハビリ登板を計画していた松坂を予定より早くDLから復帰させ、コローンの代役を任せる考えを示唆したという。

 松坂は先月24日のブルワーズ戦で中継ぎ登板し、2回を投げ、3安打3失点を喫した後、右肘に痛みを訴えた。16日には傘下の2Aビンガムトンの一員として、負傷後2度目のリハビリ登板に臨み、6回6安打3奪三振1失点の好投で勝利投手になるなど復調。だが、ロースターの25人枠に空きがないために、復帰が見送られていた。

 地元メディアではアクティブ・ロースターが40人に拡大される9月までメジャー復帰がお預けになる可能性も報じられていたが、Dice-Kは予定より早くメジャーのマウンドに帰ってくるかもしれない。その場合はコローンの代役として先発を任されることになりそうだ。

 松坂の今季ここまでの成績は3勝3敗1セーブで防御率は3・87となっている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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