4勝目を挙げた和田毅を現地メディアも称賛 古巣相手にメジャーで通用することを証明

カブス監督も「とても、とてもよく投げてる」と評価

 カブスの和田毅投手が24日(日本時間25日)、本拠地で行われたオリオールズ戦に先発し、6回1/3を投げて1安打8奪三振1四球と好投し、今季4勝目(1敗)を挙げた。7回先頭のピアースに本塁打を許すまで圧巻のノーヒットピッチング。これで防御率は2・56となった。

 和田が昨季まで所属した古巣オリオールズ相手に勝利した試合について地元ケーブルテレビ局「コムキャストスポーツ」電子版は「ワダの特別な日に、カブスがオリオールズに完勝」との見出しで報道。「ツヨシ ワダがついに大リーグで通用することをオリオールズに示した」と称賛している。

 2-1の勝利に貢献した左腕について女房役も絶賛。ウェリントン・カスティーヨ捕手は「彼はアウトを取るごとに良くなってる」と話し、「彼はよく(クリス・ボシオ投手コーチと)ブルペンで練習しているし、その効果だと思うよ」とその努力を認めている。

 すでに現地では和田の来季の先発ローテーション入りを予想する報道も出てきているが、本人は「チームに聞いてほしい。今は、自分は目の前の1試合に集中しているし、今日のような結果を出していければと思っている」と話しているという。

 リック・レンテリア監督も「率直に言って、彼はとても、とてもよく投げてるよ。今後、下すべき決断はあるが、確実に彼はいい状態に自分を置いているよ」と高く評価。和田は8月に入り無傷の3連勝。左腕への期待は高まるばかりだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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