【今日のMLB日本人選手】岩隈が6回5安打3失点で13勝目 川崎が決勝タイムリー

青木が5試合連続安打

○マリナーズ対ナショナルズ(シアトル)

 マリナーズの岩隈久志は本拠地でのナショナルズ戦に先発。初回は2死から2塁打を打たれるも、4番ラローシュをセカンドゴロに打ち取る。2回は1死から6番ハーパーのソロホームランを浴びて1失点。後続はショートゴロと見逃し三振に抑える。3回は先頭のシューホルツにセンターへのソロホームランを許し、続く1番スパンに2塁打を打たれるも、その後をセンターフライ、ショートゴロ、空振り三振に切って取り、本塁打以外の失点を許さない。しかし4回にも1死からハーパーにこの日2本目の本塁打を放たれ、3イニング連続被弾となった。

 5回を3者凡退に仕留めると、その裏にアックリーが3ランを放ち、マリナーズは4-3と逆転。岩隈は6回もマウンドに上がり、クリーンアップを3者凡退。ホームランを3本浴びながらもクオリティー・スタート(QS、6回以上を自責3以内)を達成してマウンドを降りた。チームがリードを守り、試合はマリナーズが5-3で勝利。岩隈は13勝目を手にした。

岩隈久志 13勝6敗 防御率2.90 127奪三振

○ブルージェイズ対ヤンキース(トロント)

 ブルージェイズの川崎宗則はトロントでのヤンキース戦に9番セカンドでスタメン出場。3回は無死1塁の場面でファーストへのライナーを打って併殺、6回の第2打席はファーストゴロに倒れる。同点2死2塁で迎えた7回の第3打席、勝ち越しタイムリーとなるライト前ヒットを放つと、それが決勝点に。8回の守備でベンチに退いたものの、ブルージェイズの4-3勝利に貢献した。

 ヤンキースのイチローはベンチからのスタート。9回1死から代打エルズベリーが2塁打を放つと代走で出場し、ガードナーのファーストゴロで2死3塁とするが、2番ジーターがセカンドライナーに倒れ、得点には至らなかった。

川崎宗則 打率.275 本塁打0 打点12 盗塁0
イチロー 打率.285 本塁打1 打点17 盗塁11

○ロイヤルズ対インディアンス(カンザスシティ)

 ロイヤルズの青木宣親は本拠地でのインディアンス戦に1番ライトでスタメン出場。初回の第1打席に5試合連続安打となるレフト前ヒットを放つと、後続のライト前ヒットと犠牲フライで生還する。3回はセンターフライ、6回は空振り三振、8回の第4打席はセカンドゴロに倒れた。

 試合は2-2で延長戦になり、10回表にインディアンスが2点を奪う。10回裏に入ったところで悪天候のためサスペンデッドゲームとなっている。

青木宣親 打率.263 本塁打1 打点32 盗塁15

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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