イチローや黒田博樹の去就にも影響? 今季限りで契約満了のヤンキースGMが留任へ

昨オフに大型補強も今季は厳しい戦い

 2年ぶりのプレーオフ進出に向けて厳しい戦いが続いているヤンキースが今季限りで契約満了となるブライアン・キャッシュマンGMを留任させる方針であることが分かった。米テレビ局CBSスポーツが報じている。

「ヤンキースは2年連続でプレーオフ進出を逃すことになりそうだが、チーム最高の首脳はキャッシュマンGMに対して非難することにはならない。キャッシュマンの働きには優良という評価が下される」と報じており、キャッシュマン氏が来季でGMとして18年目のシーズンを迎えることが確定的な状況だという。

 今季で17年目を迎えたキャッシュマンGMは年俸総額900万ドルの3年契約が今季限りで満了を迎えるという。昨季プレーオフ進出に失敗する中、FA市場でブライアン・マッキャン捕手、カルロス・ベルトラン外野手らを大量補強したが、思うような結果が出ていない。一方、昨季限りで契約満了となったロビンソン・カノ二塁手はFAでマリナーズに移籍。その見返りとなる戦力を獲得しなかった手腕に対してはファンやメディアから疑問符が付けられていた。

 在籍期間で4度のワールドシリーズを制覇しているキャッシュマンGMは年間平均勝利数は96勝だという。チームの成功に関してはGMの手腕よりも、チームの潤沢な資金力に起因するという声も存在するが、オーナーのハル・スタインブレナー氏は今年のトレード期限でブランドン・マッカーシー投手、マーティン・プラド内野手、チェイス・ヘドリー内野手を格安で獲得した補強策を評価。複数年契約を提示する可能性もあるとされている。

 キャッシュマンGMは「まだ何も決まっていないので言うことはない。我々の焦点はポストシーズン進出に必要なだけの勝利を積み重ねること」と語るにとどめている。

 CBSの速報を受け、ESPNもキャッシュマンGMの残留に関して「問題なし」と報じている。今季限りでイチロー外野手と黒田博樹投手がヤンキースと契約満了となるために、日本人選手のニューヨークにおける去就の鍵はまたしてもキャッシュマンGMが握ることとなりそうだ。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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