田中将大が投球練習再開で手応え 「状態は数段上がっている」

34球を投げ、「安心して投げられている」

 右肘を痛めて故障者リスト(DL)入りしているヤンキースの田中将大投手(25)が6日(日本時間7日)、ブルペンでの本格的な投球練習を再開した。傾斜のあるマウンドから投げるのは8月28日以来で、変化球を交えて34球を投げた。

 痛みも出ず、「状態は数段上がっている。安定して腕を振ることができた」と満足そうに振り返った。

 先月28日に実戦形式で打者相手に投げた後に、右腕に張りを訴えた。それまで順調に進めてきた調整を一時中断し、1週間余りの間、キャッチボールと筋トレ中心のメニューで腕まわりなどを強化してきた。

「力を入れたいところで入れられている。1週間前と比べると、全然いい。安心して投げられているというか、こういう感じで投げていたなっていう感覚が出てきた」

 その成果を感じられたことは収穫だった。

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