大谷翔平の96年ぶりの「2桁勝利&2桁本塁打」を米紙も称賛 「日本球界の天才児が快挙」

「日本球界の旋風」がルース以来の快挙

 日本ハムの大谷翔平投手(20)が7日のオリックス戦で日本球界初となる同一シーズンでの「2桁勝利&2桁本塁打」を成し遂げたことについて、米高級紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」が「日本球界の天才児が快挙 ルース以来初」との見出しで報じ、その偉業を称えている。

 同試合で「5番・DH」で出場した大谷は4回の第2打席で相手先発・吉田一からバックスクリーンに今季10号となる本塁打をマーク。すでに投手として10勝に到達していた20歳は“野球の神様”ベーブ・ルースがレッドソックス時代の1918年に達成した13勝、11本塁打以来、96年ぶりに2桁勝利&2桁本塁打を達成した。

 記事ではプロ2年目で偉業を達成した20歳について「日本球界の旋風ショウヘイ オオタニが、投手と野手の両方での大成を目指す『ツー・ウェイ(二刀流)』への挑戦の結果、国内プロリーグで初めて10勝と10本塁打を同一シーズンで達成した選手となった」と称えている。

 また、大谷がプロ野球タイ記録の162キロをマークしていることにも触れ、投手としてすでに地位を確立していることも指摘。二刀流に対する批判的な意見を封じ込めるだろうとしている。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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