岩隈久志が5回途中4失点で7敗目 メジャー自己最多の15勝目はお預け

ここ4試合連続で3失点以上を喫している岩隈

 マリナーズの岩隈久志は10日(11日)、本拠地でのアストロズ戦に先発したが、5回途中4失点(自責4)で降板し、7敗目(14勝)を喫した。2-5で敗れたマリナーズは痛い連敗となった。

 岩隈は初回、先頭のグロスマンから空振り三振を奪うと、2番アルテューベをセカンドライナーで打ち取る。続く3番ファウラーからも空振り三振を奪い、上々の立ち上がりを見せた。

 しかし2回、1死から5番シングルトンに四球を与えると、2死とした後に7番プレスリーにセンター前へヒットを許す。直後、8番スタッシに左中間へのタイムリーを浴び、2失点。さらに9番ビラーにもレフトへの適時打を浴びてこの回3失点を喫した。

 その裏の攻撃でマリナーズ打線が2点を返し、1点差まで詰め寄るが、岩隈は5回に1死からグロスマンにセンター前ヒット、アルテューベにレフトへの2塁打と連打され、4失点目。ファウラーに四球を与えたところで降板となった。

 2点ビハインドのマリナーズはその後、さらに1点を奪われ、敗戦。ワイルドカード争いを繰り広げるチームにとって痛い連敗となった。

 岩隈は4回1/3を投げて6安打6奪三振2四球。79球を投げてストライクは50球。防御率は3・11となった。メジャー自己最多となる15勝目がお預けとなった右腕。ここ4試合連続で3失点以上と不安定な投球が続いているだけに、次回登板での復調に期待したい。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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