巨人が優勝マジック再点灯 広島が敗れ、マジック「16」

澤村の粘投で巨人が勝利 阪神は能見が誤算

 巨人が甲子園での阪神戦3連戦で3連勝を飾った。2位の広島が中日に敗れたため、一時消えていた優勝マジック「16」が再び点灯した。

 巨人の先発は2連勝中の澤村拓一投手。阪神はエースの能見篤史だった。投手戦が予想されたが、ふたを開けてみれば、能見の乱調。1回、1アウトから巨人の橋本に死球。坂本、阿部には連続四球。3連続四死球で満塁のピンチを招くと、亀井に2点タイムリー、村田にも2点タイムリーを浴びて、いきなり4失点。この4点が阪神には重くのしかかった。

 阪神打線は澤村に対して、ヒットを打つものの決め手を欠いて、なかなか崩せなかった。

 澤村は150キロの直球に変化球を交え、好投。3試合続けてバッテリーを組む小林とも呼吸も合い、無失点に封じ込めた。巨人は能見を5回で降板に追い込むと、6回からマウンドに上がった2番手の金田を攻め、橋本のレフトへの2点タイムリー2塁打でさらに点差を広げた。澤村は7回に阪神打線につかまり、失点。連続無失点イニングは22で止まった。

 阪神は9回にランナー二人を出して巨人抑えの西村を攻めるが、最後は鳥谷がダブルプレーに倒れ万事休す。阪神は巨人に3タテを食らい、泥沼の6連敗となった。

 一方、マツダスタジアムでの広島-中日は、広島は第7の助っ投・ヒースと中日左腕・大野の投げ合いとなった。ヒースが5回2安打も5四球でマウンドを降り、6回から永川が上がると試合が動いた。中日は先頭のルナが右中間へ先制のソロホームラン。その後も満塁と攻めて、投手・大野のセカンドゴロの間に1点を奪い、2点を先制。

 広島もその裏に梵のタイムリーで1点を返したが、その後はチャンスを作るものの得点に繋げられず、試合は2-1で中日が勝利し、結果巨人にマジック「16」が再点灯。巨人と広島のゲーム差は4に広がった。

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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