西武のルーキー森が今季5号3ランを含む4打点! 牧田が7勝目

森友哉が3ランを含む2安打4打点の活躍

 西武の規格外ルーキーが、また大きな一発を放った。

 首位・ソフトバンクを本拠地に迎えた一戦、2点リードの4回裏、1死1、3塁で回ってきたチャンスで打席に入った森友哉。ソフトバンク先発の中田が投じた、インコース低めへのカーブを上手くすくい上げると、打球はライトポール際へ飛び込む、5号3ランホームラン。

 ルーキー森の目の覚めるような当たりで、西武は一気にリードを5点に広げた。

 高卒ルーキー1年目のホームラン記録としては、PL学園から1986年に西武入りした大先輩・清原和博氏の31本、1953年に水戸商業から西鉄入りした豊田泰光氏の27本が突き抜けているが、世界のホームラン王・王貞治氏が1年目に打ったホームランは7本だ。

 森は今季29試合56打席の出場で5本を放ち、11.2打席に1本ホームランを打っている計算になる。(今季、中村剛也は14打席に1本、メヒアは12.3打席に1本)。強烈なスイングスピードから放たれる強い打球が森の持ち味だが、この日もその打棒を遺憾なく発揮し、2安打4打点の活躍。見事なホームランでチームを勢いづかせた。

 西武は6回にも、メヒアのホームランダービー単独トップに立つ32号ソロで加点し、6-3で勝利した。投げては先発の牧田が6回4安打2失点の好投で7勝目(9敗)、その後をウィリアムス、増田、高橋とつないで逃げ切った。ソフトバンクは先発中田が6回途中6失点と大誤算、痛い3連敗となった。


西武対ソフトバンク ダイジェスト【パ・リーグTV】

【了】

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

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