今季最終登板を終えていた和田毅が契約延長へ“緊急追試”!? 28日のブルワーズ戦で先発へ

すでに最終登板を終えていたはずの和田だったが……

 メジャーデビューから好投を続けているカブスの和田毅投手が、来季の契約をかけた“緊急追試”に挑むことが明らかになった。

 和田は18日(日本時間19日)のドジャース戦に先発し、5回5安打1失点の好投を見せた。この試合前にはカブスのリック・レンテリア監督から「今季最後の登板になる」と通達されていたが、状況は急転した。

 ESPNによると、指揮官は23日(日本時間24日)のカージナルス戦前に、ブルワーズとの今季最後の3連戦の先発投手を発表し、和田が2戦目の27日(日本時間28日)に登板することを発表したという。背中の張りを抱えるエドウィン・ジャクソンがブルペンに回ることもあり、チャンスが巡ってきたようだ。

 今季13試合目の先発機会を手にした和田は「前回登板の次の日に『もしかしたら、怪我人や先発投手に何かあれば投げるかもしれない。完全に(心のスイッチを)切らないで、心の準備はしておいてくれ』と言われた」と地元メディアに語り、19日に指揮官からスタンバイ指令を受けていたことを明かした。

 2012年に渡米してから、左肘靱帯再建手術(トミー・ジョン手術)、リハビリ、マイナー暮らしと苦労を重ねて来た左腕は、7月8日のレッズ戦でメジャー初登板。この時はダブルヘッダー時にロースターが1つだけ拡大される特別枠だったが、5回5安打1失点(自責0)と好投し、チャンスをモノにした。

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